40歳のLOST&FOUND

カテゴリ:撮影方法( 5 )

構図の悩み

前回の江ノ電の記事で、fine88さんから構図に関するコメントをいただきましたので、普段悩んでいることなどを書いてみたいと思います。

構図というのは、まだ私が知らないことも含めていろいろなパターンがあると思います。全体を広くとらえ、スケール感を出すとか、パーツに迫ってディテールや質感を見せるとか。
ここでは、見る人の視線をどのように誘導するかについての試行錯誤をご紹介します。

そもそも「視線の誘導」というのを知ったのは1年半前のEOS学園の講座でした。まっすぐ伸びる線路を横切る道路の3か所に人がそれぞれいて、それに対して見ている人の視線がこう動くね、という解説をしていただきました。視線の誘導という意味ではナイキのマークはよくできている、という話も印象的でした。
それ以来なるべく考えて撮るようにしているのですが、なかなか難しいのです、これが。

さて、いくつか事例をご紹介しましょう。

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まずはこれです。全然考えずに撮りました。広角を使って放射状にした構図になっています。江ノ電を見せつつ、背景の夕暮れ空に浮かぶ江の島をみせることができればと思いました。(後付けの理由です。(大汗))
これはこんな感じになると思います。
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●が始点、○が終点を示しています。
視線の誘導という意味では最も簡単な撮り方かもしれません。鉄道スナップを撮っていると線路や架線が誘導線の役割をします。ま、単純ですがこれはこれでよいのではないでしょうか。

次はこれです。
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先ほどの放射状の構図と原理は同じです。ただこれは標準レンズを使っています。
線を引いてみるとこうなります。
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これは意識して撮りました。自転車をぼかして最後に見せるというのはすぐに決まったのですが、始点が弱かったです。なので、いきなり自転車に目が行ってしまいます。手前にコ×コーラの缶でも置けばよかったかもしれません。

次は広角を使ったのですが、放射状とはちょっと違います。
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全く意識せずにただの思いつきで撮りました。
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左の木から視線が移動して、行く先に電車のパンタグラフがあるという、構図です。
全くの偶然で、後で眺めてみて気づきました。意識して撮れるようになりたいものです。

続いてはボケを使った例です。
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これも個人的には多用しています。どちらかというと、最後に見せたいものをボケに使うというパターンが多いです。前ボケよりは後ボケの方が好みです。
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この構図も放射状と同じくらいあまり考えずに撮れるのでお手軽ですが、使い方を間違うと何を見せたいのかぼやけてしまいがちです。日々失敗作を量産しています。(涙)

ボケを利用した変形バージョンです。
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視線が行って帰ってくるパターンです。
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この場合は、上履きのインパクトが強すぎて、意図する通りに視線が動かなかったと反省しています。
途中で見せたい床に当たる光に目が行かず、上履きから直接青空に行ってしまいます。基本的にこのV字構図には無理があるのでしょう。

さて、前回記事の3点についてはどうでしょうか?
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これは意図して撮りました。fine88さんがその意を汲んでくれたのでとてもうれしかったです。もうひとつ付け加えるなら、ボートの列の手前の頭部分をあえて切ってみました。こうすることで主題を電車にしようという意図があったのです。伝わらなくてもよい部分ではあるのですが、効果があったかどうかは?ですけど。

2点目は意図せずにとりました。
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これは、線路を入れることにより自動的に視線を誘導する効果が加わってしまいました。
実は撮影時は、背後から走り込んでくる電車を置きピンで写しとめることに精一杯で、視線の誘導まで頭がまわりませんでした。(汗)

3点目が問題です。
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散々考えて撮りました。実は、最上部にほんの少しだけ水平線があったのですが、構図をシンプルにするために切りました。
撮影時は電車を予定通りの位置に止めることに集中したかったので、後でトリミングすることに決めて撮影しました。本当はこのように視線を誘導したかったのですが、これは失敗でした。
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一番小さな被写体である画面中央のサーファーが思いのほかインパクトが強くて、視線が分散してしまいました。
結果論からすると最上部の水平線を残して始点とし、下に向けて誘導することにした方がよかったと思っています。でも、シンプルにしたいし。。。難しいです。
そもそも、架線が邪魔だ、というご指摘はごもっともです。(苦笑)


と、ここまで一気に書いて思ったのは、図解して屁理屈をこねるのは元技術系社員の悲しい性だなということです。こんなことをいちいち考えなくても感性でいいものがとれるぜ!というのが理想ですね。

異論、ご指摘、ご指導、大歓迎です。どしどしご意見お寄せください。おまちしております。
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by 1969lost_found | 2010-07-21 23:18 | 撮影方法

画期的なミニ三脚の使用法?

先日、アメ横をDP2とKTS&ミニ三脚でスナップしてきました。
その時に気がついた画期的な使用方法をご紹介します。
コンデジ使用の時に絶大なる効果を発揮します。

とってもカンタンです。

まずはこちらをご覧ください。

私のセットもほぼ同じです。雲台は色違いの赤で、もうひとサイズ小さい40、脚は全く同じものを使っています。(ちなみに、この記事の3人のうちの1人はワタシです。汗)

次に使用方法ですが、

①コンデジの三脚穴に雲台&三脚を取り付ける。
②コンデジのボディーを両手で持つ。このとき、両親指はボディーの底にあてがう。三脚の脚はどこにも付けず、ぶらぶらさせておく。
③そぉ~っとレリーズボタンを押す。

以上です。

。。。

ただこれだけです。
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でもね、これがとってもいいのですよ。雲台&三脚の重みですごく安定します。
手ぶれが起きにくいのです。

DP2は手ぶれ補正がついていないし、高感度も強くないので、昼間でもスローシャッターを使わざるを得ないことが多くなります。なので、最近はミニ三脚を使うことが多くなりました。手持ちの時は仕方がないので2秒タイマーを併用して、息を止めてそぉ~っと撮ってました。(だったらデジイチ使えよ、って感じですが。笑)
で、スナップするときはDP2に三脚をつけたまま、脚を縮めた状態で、ストラップを首にかけて移動したりするわけです。そうすると、結局めんどくさくなって、脚を伸ばさずに手持ちでパチリと。。。
するとどうでしょう。手ぶれしないんですよ。1/50 OK、1/15 OK、1/8 OK。。。なんと、1秒までOKでした!
両親指で下からしっかり支えるので、レリーズ時の下向きの力がきっちり吸収できるというわけです。

あと、さらに言えば、脚は少し伸ばしておいたほうがより安定するような気がします。
上向きアングルの撮影では、雲台の首を緩めて上に向け、三脚の脚が鉛直方向に向くようにしてから締め付ければOK!下向きアングルの場合も同様です。
コンデジでの手ぶれ問題という、私にとっての大きな課題が一つクリアされました。

是非お試しください!(えっ、もう知ってた?)
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by 1969lost_found | 2010-02-09 20:52 | 撮影方法

基本

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今年も運動会シーズンが終わりました。
結果は。。。残念な写真を量産。(涙) 昨年から進歩してない!
目の前の形をブレがなくクリアーにきっちり写すことの重要性を痛感しています。
いくらカッコいい構図を作ったとしても、ピンボケ・手ブレ・被写体ブレじゃあね。。。
ましてや色表現なんてその次の話。

今までどちらかというと敬遠してきた車両の走行写真に真面目に取り組んでみようと
思っています。鉄ではなくプチ鉄として。
その先に答えがありそうな気がしてます。
う~ん、やることいっぱいあるぞ~っ!
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by 1969lost_found | 2009-10-27 00:02 | 撮影方法

ブツ

前からやってみたかったブツ撮りをはじめた。まずは100円ショップで硬質ウレタンの板3枚と、色画用紙、模造紙を買いこんできた。

三脚を2つ準備し、一つには5DMarkⅡとFLEKTOGONを、もう一つにはストロボをオフカメラシューコードでつないでセットした。

机の上にコの字型にウレタン板を配置し、模造紙で背景を作って、舞台はできあがり。

今回初めてEOS UTILITYなるソフトを使ってみた。パソコン画面でライブビュー画面を見ることができ、各種カメラの設定変更ができる上、シャッターまで切れる。

うーん、おもしろい。めちゃくちゃおもしろすぎ。ストロボのバウンス角度を変えたり、それを白い画用紙に当てたり、電気スタンドにレジ袋をかぶせて照明にしたり。。。いろいろ楽しめる。

時間がたつのを忘れていろいろな物で練習した。

わかったことは、黒いものを撮るとき。埃をしっかり除去しないと見苦しい。OA機器用のエアークリーナーでしっかり吹き飛ばしたが、ゴムにくっついた埃はなかなかとれない。。。

以下、本日の課題。

①EOS40D+1.3倍マグニファイヤー+アイカップ   
     (http://www.kktpc.co.jp/catarog2/camera_youhin/uriba_Frame-kpsds.asp )

②Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZS
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by 1969lost_found | 2009-06-24 22:46 | 撮影方法

雨の日の撮影

今やっている雨の撮影方法は、ボディーとレンズを三脚にセットしておき、ポリ袋をかぶせておいて傘をさして移動し、撮影場所で三脚をセットし、傘で雨を遮りながらポリ袋をはずしてササッと撮影する、という感じ。

このやり方だと三脚は必須。 気軽にスナップとはいかないのが難点。どこかのHPで見たが、三脚の代わりに一脚を使い、その一脚の脚に傘を固定しておくというやり方もある。これなら、小雨程度ならポリ袋もいらないし、撮影時に傘を持つ必要もない。

昨日の会社帰りに雨が降ってきたので、急遽あじさいの撮影を実施した。三脚&ポリ袋作戦を実行した。(なぜか三脚持参で通勤(笑))
結果は。。。 雨の良さを全然表現できなかった(涙)。どうやったら、あのジメジメ感が出せるだろうか。。。

今回は、SILKYPIX DS3.0で「ノスタルジックトイカメラ」にて仕上げ。冷たくて寂しい感じを出したかった。ISO100で長秒撮影したため、風であじさいが揺れ、被写体ブレしたため、なんとなくモヤモヤした感じになってしまった。いっそのこと、もっとブレさせてもよかったかも。

また、会社帰りにチャレンジします。
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by 1969lost_found | 2009-06-24 22:41 | 撮影方法